大なり小なり、不安がない人はいないかもしれません。
私の場合は子供の頃から「心配性」で、家から幼稚園に行くまでの10分くらいの間に、何度も忘れ物がないかを母親に確認していました。
大人になるに連れて気にならなくなっていったのですが、更年期の体調不良で「不安感」が強くなりました。
そして何十年かぶりに、「そうだった。私は心配性だったんだ。」と思い出したのです。
ホルモン補充療法や漢方薬を飲むことによって症状が改善し、半年くらい前からは漢方薬を止めていたのですが、ここのところ、仕事で緊張する場面が続き、朝早くに目が覚めてしまう日が続きました。
3日前に、自分のミスで書類の取り直しをしなくてはいけないことになり、どうにも気持ちが落ち着かないので、む~さんが不安定の時に処方された抗不安薬の頓服薬を1つ飲んで対応しました。
自分で思っていたより緊張が続いていたようで、心も身体も軽くなり無事仕事を終えました。
更年期の症状が強く出ていた頃は、精神薬を飲むことにもの凄く抵抗感を持っていましたが、頓服薬1錠を飲むことによって楽になれることを体感してからは、年に2~3回、お世話になっています。
苦手とすることに劣等感を抱いて、克服しなければいけないという考え方しかできなかったことも、私の不調の原因の1つであると思います。
頓服薬の力を借りた結果ですが、困難だと思っていたことができると、乗り越えられたような気持になり、自信が付きます。
繰り返していくうちに、薬に頼らなくても、出来るようになる気もするのです。