不眠症のはじまり

更年期

明け方の寝汗で目が覚めるようになって1ヵ月くらい過ぎた頃からは、夜中にも目が覚めるようになりました。

気になって時計を見てみると毎晩2時前後に起きていました。

床に入ってから2時間くらいで目が覚めて、2~3時間寝て、また目が覚めて、その後は眠れずに朝を待つ。

そんな状態になっていてもそのうち治るだろうと思っていたのですが、症状は悪化し、夜中に目が覚めた後に眠れなくなってしまいました。

後から知ったのですが、そういう時は無理に眠ろうとせずに、本を読むなどリラックスできることをして眠気が訪れるのを待つのが良いそうなのですが、私は「寝なくちゃ」とか「なんで寝れないんだ」とか焦るばかりで、良くない方向に向かっていました。

だんだんと眠れないだけでなく、目が覚めた時に不安な気持ちになるようになり、それは日増しに強い不安感になっていきました。

夜中に目が覚めてしまうこと、新しい業務のプレッシャー、事務処理でミスをしたこと、それらが合体して本来の大きさより何倍も大きな不安になって襲ってきました。

強い不安を感じた時は、布団の中で一人ハグをするように自分で自分の肩を抱いて不安感から逃れようとしました。

瞑想も効果がありました。

知り合いが教えてくれた無料のアプリで初めてみたのですが、会社に行く前と寝る前と、日中も気持ちがザワつきそうな時は深呼吸で気持ちを落ち着かせました。

不思議なのは睡眠不足が続いていたのに昼間眠くなることはありませんでした。

眠くはなりませんが冴えない感じはあります。

その後更に食欲が落ちてきてしまい、さすがにこの状態は良くないと思い、病院を受診することにしました。

寝汗の症状が出てから、3カ月経っていました。



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