ホルモン補充療法

更年期

婦人科で処方してもらった漢方薬と睡眠薬を飲み始めて2週間くらい経つと、なんとなく薬が効いているように感じるようになりました。

会社で上司が不機嫌な口調になると過剰にビビったり、ちょっとしたことでホラー映画を見ている時のように怯えたり、そういう感じが治まってきたからです。

睡眠については睡眠薬を飲むことで眠りに入る時の安心感は得られましたが、まだ長い時間眠ることはできず睡眠不足状態は続いていました。

1ヵ月後からはホルモン補充療法を試してみることにしました。

絆創膏のような四角いテープをお腹に貼るだけなのですが、私の場合はこれが効きました。

テープを貼り始めてから2日目で「違う!!」気持ちが軽くなったのです。

服薬以外で効果を感じたことが散歩と日記です。

仕事が営業職なので平日もよく歩きますが、休日に緑が多い場所を散歩すると穏やかな気持ちになりました。

それと、日記と言えるほどではありませんが、1日にあった良いことを書き出す、不安なことは対応策を考えてみる。

頭の中であれもこれもごちゃごちゃになっていることを書き出すことによって、不安が整理されて減ったように感じられます。

いろいろ試しながらホルモン補充療法を始めてから3カ月が過ぎた頃には、睡眠薬を飲まなくても睡眠に対する不安はだいぶなくなりました。

けれどもうまく表現できませんが、胃の辺りが落ち着かない感じ、なんか気分がスッキリしない感じと,営業職なのに相手と目を合わすことが苦手になってしまいました。

話す時に目が合うと、心臓がキュッと縮むような感じになり、気づかれないように目をそらせて営業トークをしていました。

婦人科の先生に相談すると、メンタルクリニックの受診を勧められました。

婦人科の近くの病院を紹介してもらい治療を始めることにしました。

ここでの診断は「適応障害」。

婦人科の初診で「更年期障害とメンタル半々」と言われてから、メンタルの病気についてのたくさんの本を読んでいたので「適応障害」については少し知識があり、納得感もありました。

ところが、メンタルクリニックで処方された薬の副反応がかなりきつくて、薬を何度か変えてもらってもうまくいかずに半年で治療を終わらせることになりました。

その後は婦人科で処方される漢方薬とホルモン補充療法だけを継続することにしました。

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