左右盲

同居人

初めて聞いた言葉です。

先日、出掛けようとしているむ~さんの顔にゴミが付いているので

「顔にゴミが付いてるよ。」

と教えました。

「どこ?」

「左の眼の下。」

む~さんは一瞬きょとんとした顔をして、右の親指と人差し指を合わせました。

「俺は右と左がよくわからないんだ。だから箸を持つのが右だと確認するんだ。」

そういえば前にも、探している物がどこにあるかを教えた時に私が

「左だよ左。」

と遠くから叫ぶと、

「右、左…」

と、右と左を確認しているむ~さんの小さな声が聞こえてきたことがありました。

そういう障害?があるのかとネットで調べると、「左右盲」という言葉が出てきました。

障害ではないそうで、珍しくもないそうです。

胃のバリウム検査で、「右に回ってください。」と言われた時に、一瞬、「右回りってどっちだ?」と戸惑う感じなのでしょうか。

私の場合は整体の時も「仰向けになってください。」と言われると、「仰向け?」と固まってしまうことがあります。

む~さんを見ていると、「普通」って何だろう?と考えることが増えました。

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