インナー

同居人

む~さんが冬の寒い時期に着る厚手の肌着を買い替えました。

上下3セットで、けっこうな値段なのですが、5年間着続けていたため、生地が薄くなったり、穴が開いてしまっている箇所もあり、買い替えを決心しました。

新しい品物が届いたところで、旧い物は捨てるように言いました。

ところが今朝、ご飯を食べながらむ~さんの手首から見えている肌着がヨレヨレなのに気づきました。

「あれ、旧いのは捨てたんじゃなかった?」

「…」

「もしかして新しいのを捨てちゃったの?」

「下着は新しいのを履いてるんだ。さっき探したけどグレーの新しい上着がないんだ。」

「私が言わなかったら、黙っているつもりだったのか?」

「そんなことはない。」

「私は勘がいいんだ。」

「よくわかったな。」

む~さんはそういう人です。

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