通報

アラ還

不祥事が発覚したため内部調査を行い、その結果、不祥事は認められませんでしたという発表がニュース番組で取り上げられていました。

今までにも納得がいかない気持ちになることが多かったですが、知り合いから内部調査があった時の話を聞くと、不祥事として認められるハードルの高さに気付きました。

通報があったことについての調査では、

「あなたはそれを見ましたか?」

「いいえ、見ていません。」

「ではその話をどうやって知りましたか?」

「〇〇さんから聞きました。」

次にその○○さんにも同じ質問がされるそうです。

話では聞いたことがあっても、実際に見た人はかなり少ない人数になることでしょう。

もし自分が被害にあった時に、証拠として提示できるものを用意することは簡単なことではなさそうです。

訴えられても当然の行為をしていたとしても、その組織自体に問題意識がないと、通報があっても改善されることはありません。

その組織に長くいることによって、おかしなことに慣れてしまうのは怖いことです。



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