同居生活に慣れてきた頃からコロナ禍が始まりました。
暫くは会社の勤務体制に変化はなく、感染者が出た時に在宅勤務になるだけでした。
会社側は同じように仕事をすることを求めましたが、担当している訪問先のコロナ対策が厳しくなり、営業の仕事がとてもやりにくくなってしまいました。
仕事に集中しにくい状況の中、苦手な上司が転勤で去りました。
感染予防のおかげで、送別会も転勤の挨拶もなしで去って行ってくれました。
新しく異動して来た上司と面談の機会があり、事情を伝え、着々と休職に向けて準備をしていましたが、顧客相手の仕事は自分の思いだけでは予定を立てられないことが多くて、思うようには捗りません。
そんな中にもコロナ感染者はすごい勢いで増え続け、ようやく私の会社でも時差出勤が始まりました。
社内にいる時間が短くなり、営業で訪問する時間も短くなり、売り上げが落ちた分のお給料は減りましたが、気持ちの面では楽になりました。
少し前までは「もう無理」だと、休むか辞めるかに向かっていた気持ちが少し弛んできました。
自分の意向は伝え、了解はもらっていたので、いつでも休めるという環境も良かったのだと思います。
でもこの「いつでも」を「いつ」にするかが難しい。
「定年」のように辞める理由があればいいのですが、かといって定年までのあと2年弱を我慢するのはどう考えても無理。
今は家事を楽しんでいるので、優先順位の第二位を家事にして、仕事は第三位、第一位は常に自分です。
仕事は緩くやりながら、「いつ」にするかを決断できるまでは暫く様子見にします。
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