熟年婚活

アラ還

仕事で担当している婚活ビジネスの会社の方が言っていました。

「最近は熟年婚活の件数が増えている。」

熟年婚活するきっかけはいろいろあると思いますが、私の場合は精神的な安心感を求めるより、経済的に安定したい気持ちが強く、目的は「2人で住んで生活費の負担を2分の1にしよう」でした。

生活費が半分で済むなら、年金受取り開始までの10年間は預金と退職金を使って、年金開始後は年金だけでも細々とやっていけるかも…

長い間、厚生年金を掛け続けてきて良かった

そうだ!家を持っている人なら家賃分の負担が減るし…

でも、どうやって探す

結婚相談所に登録

いやぁ、知らない人と話すの苦手だし、短い期間で人となりを知るのは難そうだし…

やっぱり、誰かが「あの人は良い人よ」ってお勧めしてくれる人の方がいいかも…

まずは知り合い関係からあたってみることにしました。

数年前に奥様を亡くしたお金持ちの先輩を紹介してくれると言っていた同僚、息子が独身でお嫁さんを探していると言っていた先輩、何かしら繋がりそうな人に声をかけてみましたが、反応はイマイチです。

どうも私の熱量がうまく伝わっていないようでした。

55才の私が結婚相手を探していることを真剣に受け取ってもらうって難しい…


私の周りでの第一次結婚ブームは27才の時でした。

この時は新卒で同期入社した友達が次から次へと結婚しました。

当時は女性は結婚したら退社する、寿退社が当たり前の時代で、

会社で働いている女性=独身

今まだあの会社にいたなら、なんとなく居心地悪く、怖めのお局様になっていたことでしょう。

私は同期の結婚ブームが訪れる前に転職していましたが、転職する人も当時は少なくて、特に女性が転職するなんていう時代ではありませんでした。

運よく転職後に収入が上がり、仕事中心の生活を送っていました。

そして、42歳の時に第二次結婚ブームが訪れました。

この時は友達や仕事で知り合った方が何人か、初婚の方もいましたが、そうでない方も、42歳って何かあるのかな?と不思議に思ったくらいです。


そうか、結婚となるとハードルが高いから、同居でもいいか…

ふと、数年ぶりに法事で会った従兄を思い出しました。

70歳独身で、おじさんおばさんは既に他界していて、一軒家に一人暮らしだと言っていました。

グーグルマップで家の写真を確認すると、建て替え前の古い家の写真でしたが、定年後に建て替えた話をしていたのでたぶん綺麗になっていることでしょう。

直ぐにきっかけ作りに法事の時のお礼を口実に電話をかけてみましたが…

うまく切り出せず世間話で終了。

どうしよう…



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