定年後

アラ還

先日、長く担当している会社のお客様と話す機会がありました。

その方は60才で定年を迎え、定年後は雇用延長で働いていたのですが、元々上司と合わなかったこともあり、63才で退職しました。

退職後は他の会社に就職しようとしたのですが、60才を過ぎて新しいことを覚えるのが大変という理由で研修期間で辞めてしまいました。

次の会社も求められることが多すぎるという理由で研修期間で辞めました。

退職金が残っているのと、もうすぐ厚生年金の受給が始まるということで、働かなくてはいけない状態ではないのもあるのでしょうが、高齢者の就職は簡単にはいかないようです。

同時期に会社を辞めた元同僚の話になって、その人も雇用延長で働いていたのですが、会社の方から辞めることを促されたそうです。

社外の私から見ても老害になっていると感じていたので、それこそ何処かで働こうとしてもかなり難しいことでしょう。

少し前までは会社を辞めることばかり考えていましたが、いろんな経験談を聞いていると、同じ会社で働き続けられることは有難いことだと思えるようになりました。

何より1年ぶりに会ったにしては、お客さんが急に老け込んで見えたのは、仕事をしなくなったことも影響しているように思います。

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