従兄に同居の話ができなかったのは、何か引っかかることがあったからのようで、そこで、少ない情報を基に従兄と同居した場合の生活を想像してみました。
①働いていた時の習慣で夜9時に寝て朝4時に起きている。
②しゃべる時の声が大きい。
③年金生活でほとんど家にいる。
④家の周りには何もない。
ざっと思いついたそれらを受け入れられるだろうか…
従兄が住んでいる家に住むって、同居というより居候?
ちょっと無理かもなので、一旦保留にします。
一緒に住むからには自分が楽でいられる人、平等でいられる人、言いたいことが言える人、それらの条件に合う人…
候補がいるにはいるのですが…
問題は経済面。
常に金欠状態。
以前、同じ会社で働いていた人で、飲み友達として長い付き合いで、奥さんを病気で亡くしてからはお子さんと二人暮らし。
向こうも生活費の負担が減るのは喜ばしいとは思いますが…
とにかく聞いてみょうと飲みに誘い、話をしてみました。
即答はできない、子供とも相談するということで、何日か考えてもらった結果、お子さんは一人暮らしを希望し、同居人予定者さんと私の二人で同居生活を始めることになりました。
まずは物件探しで、家賃が高い都内ではなく、郊外で緑が多い場所、条件は駅まで徒歩10分以内かつグリーンビュー。
私は何回か引っ越しはしましたが、55年間都内、それも比較的都心よりに住んでいましたので、電車の便が良くて、通勤時間が短くて、すぐ近くにお店やコンビニがある東京以外の場所には住めないとずっと思っていました。
でも今回はグリーンビューに拘りました。
精神的に良いとされる散歩の習慣ができてから、緑や木から受け取れる癒しを求めるようになりました。
同居予定者さんは家には拘りはなく任せてもらったので、一人でかなりの数の賃貸物件を実際に見に行き、ようやくビビビッときた物件に出会えました。
通勤時間は1時間弱、近くには散歩道がある大きな公園があります。
大きな公園はベランダからも眺められ、空も見渡せます。
今までは窓を開けても近くの建物しか見えなくて、いつもレースカーテンを閉めたままで生活していましたが、ここならカーテンを全開で過ごせるでしょう。
特に気に入ったのは「ハウスシェアリング」ができる物件だったことです。
二人の名前で契約できるって、平等な感じで良いです。
ここに決めました。