裂肛

アラ還

私が最初に切れ痔になったのは20代の頃です。

切れ痔は完治が難しいらしく、病院に通ったり市販薬を買ったりしてうまく付き合いながら過ごして来たのですが、昨年くらいから便が硬くなり切れることが増えていました。

最近会社の同僚が次々とがんに罹患し、経緯を聞くと、異常を感じて病院に行ったけれど最初の病院ではがんだと診断されなかったと言う人が多いのです。

私もここ数年は切れた時に市販の薬で対応していましたが、やはり病院でちゃんと見てもらおうと会社の近くの肛門科を探しました。

診断名はやはり「裂肛」で、幹部の薬と便を柔らかくする薬を、傷が回復するまで続けることになりました。

「治療中の理想の便の硬さは歯磨き粉くらいです。」

医者に言われてちょっと驚きましたが、薬でそれくらいの柔らかさになると、排便がとても楽です。

とにかく昨年くらいから硬い便の日が増え、うさぎの糞かと思うようなコロコロとした便の時もありました。

老化現象のひとつでもあるようなのですが、食べ物で調整するのはけっこう大変です。

そして市販の薬や健康補助食品より、病院で処方された薬の方がよく効きます。

薬を使い始めて1週間で、かなり回復しています。

喜んでいたのですが、病院の担当医が辞めることになったと連絡がありました。

「女医」が気に入っていただけに、残念です。



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